日雇い派遣の大手、グットワイルががフルキャストに続き
法律で禁止されている2重派遣をしたことで業務停止命令を受けました。
yahooニュース
これまで、雇用の受け皿として機能していた日雇い派遣の大手2社の
業務停止で、この間の労働者の失業問題も浮上しているようです。
現在、企業はコスト削減のため従業員を正社員雇用から、派遣雇用に
シフトしています。
そして、1日の仕事量に差がある職種や単純な作業の多い企業では
日雇い派遣で、余計なコストを抱えるリスクを回避しているようです。
働いても働いても、低収入を余儀なくされるワーキングプアーと呼ばれる
人達の多くが、このような日雇い派遣で仕事をしています。
人間関係の煩わしさから逃れるために、日雇い派遣で働く人のいますが
日雇い派遣をするの多くは、企業でフルタイムで働く事を希望しているはずです。
ですが、日雇い派遣で働く人たちは、その日を生きるので精一杯になってしまうのが
現実です。
”明日仕事があるのだろうか”
このことばかり考えるようになるそうです。
実は、このような派遣の仕事を紹介している会社は、労働者から50%近くの
マージを差し引いてるといわれています。
企業が派遣会社に支払う金額と、実際に労働者に支払われる賃金の差が、
あまりに違いすぎることこそが問題視されるべきではないでしょうか?
現実には、企業が派遣会社に仕事を丸投げしていることも多いのです。
労働契約ではなく、仕事を発注するという形で人件費を抑えにかかっています。
大手企業の場合、結局、法律を破っても企業が潰れるわけではないので
見つかるまではやり得なわけです。
いつの時代でも、正直者はバカを見るということなのでしょう。
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- 2008/01/12(土) 10:55:24|
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