今年の話題のニューズの1つに、救急の妊婦さんを受け入れる病院がなく、妊婦さんがたらい回しに
されたというのがありました。
医療現場がなぜそのような現状になってしまったその理由の1つが書かれているニュースがありました。
yahooニュースより
このニュースではおおまかにいうと、医師不足が深刻でこのままでは、地方に医者がいなくなってしまう
現実と、小泉政権下での財政改革により、病院自体が潰れており、このままでは地方に病院が
なくなってしまうといことがいわれておます。
更に、このニュースの中で、「崩壊する日本の医療」などの著書を持つ
川崎市立井田病院・地域医療部長の鈴木厚さん(内科医)は
” 「医療機関はスタッフがいるほど手厚い体制となり、患者さんに安全・安心の医療を提供できる。言い換えると、効率の悪い病院ほど患者さんに良い病院となる。だから効率化は医療に当てはまらない」 ”
といことおっしゃっています。
今の政府は、アメリカ型の競争社会での自由主義を基本の政策としている気がします。
どのような政策が、本当に正解なのか、数年後、数十年後しかわからないし、
永遠に正解というものはないのかもしれません。
ですが、医療とか福祉というのは私達1人1人の身近で切実な問題であるはずです。
そして、税金というのは私達1人1人のお金なのです。
国の財政赤字は、国と地方合わせて1,000兆円を超えているといわれています。
この財政の健全化はもちろん推進していかなくてはなりませんが、国や地方の無駄使いを
やめさせ、国民が必要としているところに税金を投入していかなければ税金の意味がない気がします。
それを実行するのは政治家ですが、その実行者たる政治家を選ぶ権利は私達にあります。
政治をいつまでも他人事のように眺めるいられる時期、政府や役人がなんとかしてくれるという
人任せでいられる時期といのは、もう過ぎてしまっているような気がします。
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- 2007/12/12(水) 09:12:50|
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