普段は、マラソンとかエイデンとかに興味のない俺でも
毎年1月2日、3日は、ついつい箱根駅伝を見てしまいます。
他に面白い番組がなく私の母校が出場していることもあるんですが、今年も
往路、復路ともずっと見てしまいました。
今回の箱根駅伝では、途中棄権する学校がとても多かったようなのですが
フラフラになりながら走っているあの姿を報道する必要があるのかといつも思います。
確かに、あの状態で走り、タスキを繋ぐ事ができれば、美談として扱えるでしょう。
でも、学生達はあんな姿を見せたいのではないはずです。
ショッキングなニュースとして扱い、我慢は美徳という儒教精神の中では、素晴しい行為でも
選手生命を考えれば、直ぐに棄権すべきことのはず。
そしてなにより、あの姿を報道する事は走った学生を
ものすごく傷つけてしまうのではないでしょうか。
5区の山登りで順天堂大学の選手がフラフラになりかけた時、
前にいた報道カメラマンがいっせいに選手を録るべく車から走っていきました。
報道の自由というのは、その使い方を誤ると、とてつもない暴力になります。
そのことを、もっと考えるべきなのではないでしょうか?
彼らは、プロではないのですから、配慮は必要です。
そして僕は、フラフラになりながら走っている彼らに
”頑張れ”
とは、決して声をかけられません。
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- 2008/01/04(金) 16:21:23|
- スポーツニュース|
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