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- 2024/11/23(土) 17:34:01|
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東京都文京区の中央大学理工学部で高窪統教授(45)が殺害された事件で、
同大卒業生でアルバイト店員の山本竜太容疑者(28)が
警視庁富坂署捜査本部の 調べに「かなり前から殺害を計画していた」と
供述しており、捜査本 部は一方的な思い込みで教授を恨み、
下見をした上で殺害したとみて調べています。
捜査関係者によると、同容疑者は転職を繰り返す境遇に納得できない
と思っていたとみられるほか、「教授の自分への扱いが不満だった」と供述していて、
その上で「かなり前から殺害を計画していた」と明かしています。
この犯罪は、典型的な被害妄想の逆恨みによる犯行ですが
秋葉原の無差別殺傷事件などもそうですが、このような犯行が
繰り返される背景には、格差社会による絶望感があるような気がします。
責任は、全面的に犯人にあるのですが、このような勝ち組と負け組み、
勝者劣敗といったアメリカンナイズされた資本主義経済、自由主義経済
における社会的コストの大きさというのを考えなければいけないのでは
ないでしょうか。
昔の日本で、このような事件がなかったとはいいませんが、1度人生の
レールから踏みはずしてしまった者、復活のチャンスがなかなか与えられない
今の日本社会では、このような理不尽な逆恨みを社会に求めてしまう人と
最初から諦め努力をしない人が増えていくでしょう。
TVなどで紹介される人というのは、原則、成功者なわけですから
失敗や過去のつらい思いなどはいい教訓として捕らえられます。
しかし、現実に今そのような境遇にいる人の中で、物事をポジティブに
捕らえられる人がどのくらいのパーセンテージでいるでしょうか。
彼らを非難するのは簡単ですし、彼らを救うことが社会的責任だとは
思いません。
しかし、このような犯罪から身を守るという意味で、ある程度、
税金や会社の利益を利用して、ある程度の生活を保障する方が
社会的コストが安くつくのではないでしょうか。
経済の安定、ある程度の安心して暮らせる社会というのは
犯罪を抑制することができるはず。
貧富の差が激しいアメリカは、犯罪社会という側面もあります。
そのためのセキュリティーのコストというのは、とても膨大な
であることも、また事実なんのです。
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