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- 2024/11/23(土) 17:37:00|
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昨日、衆議院で臓器提供の要件を大幅に緩和する改正案が
可決され、日本でも15歳未満でも親の同意があれば臓器移植が
みとめらる可能性がでてきました。
賛成派の人達は、
「ようやく1つの成果が出た。うれしいにはうれしいが、なぜ12年もかかってしまったのか」
と、安堵と苦悩を表明しましたが
反対派の人達は
「むなしさがこみ上げてきた。この瞬間から私の子供は無になってしまうのか」
参院での慎重な議論や廃案を求めています。
ただし、参議院で過半数を握る野党陣営では、民主党は反対派の人が多く、
共産党は「採決は時期尚早」と採決を棄権、社民党は全員が反対票を投じており
この法案がこのまま通るとはいえない状況です。
特に問題になっているのが、今回の改正法案では、脳死を一律に
人の死と定義している点です。
実際に、脳死と判定された人を看病した遺族は、
「体も大きくなり、髪も伸びるこの子が死んでいるのか」
と、脳死を人の死と定義していることに怒りを覚えているようです。
参院でこの法案を審議しているときには
「臓器移植の場合に限り脳死を人の死とする」
という内容の文言を加筆する修正が行われていたようですので、
この部分を加筆するのかどうか争点になるかもしれません。
ただ、臓器移植でした命を救う手立てがない子供達が
日本にいるのは厳然たる事実です。
彼らを救う手立てがまったくない今の現状は、改善されるべきと僕は考えます。
脳死を人の死とするかどうかは、専門家でも意見が分かれているのですが
あなたは、自分の子供が脳死と判定された時、それを死として受け入れることが
できますか?
もっと議論が必要かも知れませんが、目の前には、今すぐ手術しなければ
助からない小さい命が待っています。
難しい問題ですが、早急によりよい結論が出るのを待ちたいものです。
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