[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- 2025/04/10(木) 04:10:58|
- |
- トラックバック(-) |
- コメント(-)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
新総理の下、新たな政治が期待される鳩山内閣の閣僚人事の骨格が
どうやら固まったようです。
党の幹事長には、先の選挙戦を取り仕切ったといわれている
小沢一郎代表代行の起用を早々と決めた鳩山さんですが、
新設する国家戦略局 の担当相には菅直人代表代行、
外相には岡田克也幹事長をそれぞれ充てる方針を伝えようです。
また、財務相に藤井裕久最高顧問を年金担当相には
長妻昭政調会長代理の就任が有力とのこと。
鳩山氏は5日午後、小沢氏と党本部で1時間余りにわたって
新政権の運営について協議しこれらの党の主要メンバーおよび
政府の重要ポストの人事を決めたようで、ほかには、
現政調会長である直嶋正行氏の入閣や連立を組む
社民、国民新両党からの閣僚起用も有力視されています。
当初は、鳩山、小沢両氏の間で、意見対立が予想され
調整難航が予想された民主党政権の閣僚人事の骨格が
早々と決着したのは、小沢一郎代表代行が閣僚人事については、
鳩山由紀夫代表の意向を尊重したためだといわれており、
そのかわり党の人事については小沢氏が一任されたようで
巷では「二重権力」構造ができあがることを懸念する声も上がっています。
特に、党役員人事をはじめとする党務では小沢氏が実権を握ることになったことで
小沢氏周辺では
「重要政策はまず党内でまとめる。
小沢氏は党側から政策面でも目配りをしていくことになるだろう」
という話が漏れ聞こえてきているようで、民主党が選挙で掲げた
政策は政府に一元化するという選挙公約が本当に守られるのかが
疑問視されてくるのではないでしょうか。
今回の選挙で、民主党内では小沢氏の勢力が大きく拡大しており
党内の反小沢勢力は、これ以上、小沢氏の影響力が強まることを
懸念しています。
しかし、民主党が掲げる政策を確実に実現していくためにも
次の参議院選挙では民主党単独での過半数確保が必要で
そのためには小沢さんの力が必要になってくるのもまた事実。
小沢さんも、自らが信条として掲げた2大政党政治が実現したのですから
次の参議院選挙までは、おとなしくしているのではないでしょうか。
ただ、衆参両方で”小沢チルドレン”と呼ばれる人達が増えてくるとなると
”壊し屋”と呼ばれる小沢さんが、新たな動きを見せないとも限りません。
小沢さんの最終的な目的は、民主党政権の安定ではなく、政界再編だとも
いわれていますから、今後は、鳩山さんがどんな舵取りをするのかが
より重要になってくるのではないでしょうか。
[PR] リンク集